白血病の患者さんへのお見舞いの差し入れで駄目なもの

白血病になってしまった身内の方や友人のお見舞いに行く場合、差し入れでどんなものを持って行ったらいいのでしょうか?

白血病はちょっと特殊な病気なので、通常の交通事故や病気の患者さんのお見舞いとはあ差し入れで持っていってよいものについても常識が異なるので注意が必要です。

白血病は、血液のがんであり、抗がん剤による治療中は免疫が低下します。
これは白血病に限ったことではないのですが、免疫の低下した患者さんは「無菌室(クリーンルーム)」と呼ばれる病室に収容され、患者さん自身を病原体から守るために外部との接触を制限されることとなります。

したがって、外部からの雑菌やウィルスなどがついている可能性があるものはお見舞いの品として持っていくことは出来ません。
たとえば、花束など生きた動植物の持ち込みはNGです。
ぬいぐるみなどは、細かい毛がありほこりや雑菌が付着して持ち込まれる可能性もあるのであまりよくありません。

差し入れとしてもっていって良いものは、清潔なものに限ります。退屈しのぎにレンタルDVDなどを差し入れる場合は、持ち込むもの(ケース・ディスク)をアルコールで軽く拭くなど工夫してあげましょう。

食べ物を持っていきたい場合も注意が必要です。
食品は、衛生上調理してから2時間以内に消費する必要があり、また加熱されていなければなりません。火がよく通っている中華やカレーなどはOKですが、寿司やサンドイッチなどはNGです。

市販のお菓子でパックに入っているものや、焼き菓子(おせんべいやクッキーなど)、ホットドリンクは問題ありませんが、生菓子やケーキなどは駄目ですよ。

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