白血病サバイバーの仕事復帰と就労支援 ── 傷病手当金・職場への告知・がん相談センターの活用法

「白血病になったら仕事を辞めるしかない」は過去の話 以前は「白血病 = 長期入院 = 退職」という流れが一般的でした。しかし今日、治療の進化と社会的支援の充実によって、治療を受けながら働き続ける、あるいは治療後に職場復帰 […]

CML治療薬の進化 ── STAMP阻害薬アシミニブ(セムブリックス®)が初発CMLにも承認(2025年)

CMLの治療革命:イマチニブから始まった分子標的薬の歴史 慢性骨髄性白血病(CML)は2001年のイマチニブ(グリベック®)承認以来、劇的に変わった疾患です。それまで生存期間の中央値が3〜5年程度だったCMLが、イマチニ […]

AMLのFLT3変異に対するギルテリチニブ(ゾスパタ®) ── 生存期間を化学療法の1.7倍に延長した分子標的薬

AMLの「再発」という壁 急性骨髄性白血病(AML)は、化学療法による初回治療で完全寛解(白血病細胞が検出されなくなる状態)を達成できる患者さんが多くなりました。しかし、残念ながら一定割合の患者さんで再発が起きます。特に […]

GVHD(移植片対宿主病)とは ── 移植後の最大課題と、世界初の新薬レズロック承認(2024年)

移植後の最大の難敵:GVHD(移植片対宿主病)とは 造血幹細胞移植は白血病を根治できる強力な治療法ですが、移植後の最大の課題の一つが GVHD(移植片対宿主病、Graft-Versus-Host Disease) です。 […]

日本の白血病研究を支える3大グループ ── JALSG・JCCG・JSHCT とは何か

白血病の治療を支える「研究グループ」の存在 「白血病の治療成績が向上した」という成果の裏には、全国の病院が連携して行う多施設共同臨床試験の積み重ねがあります。1つの病院では集めにくい患者数でも、全国で集めれば数百〜数千例 […]

AYA世代(10〜30代)の白血病 ── 就学・就労・妊孕性・心のケア、特有の課題と支援の現状

AYA世代とは ── 思春期・若年成人のがん患者 「AYA世代」とは Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の略称で、一般的に15歳〜39歳を指します。この世代のがん患者は、小児でも成人 […]

成人T細胞白血病(ATL)── 日本特有のウイルス性白血病と、CCR4 CAR-T療法の夜明け(2024年)

ATL(成人T細胞白血病・リンパ腫)とは 白血病にはさまざまな種類がありますが、日本に特に多い型の一つが ATL(成人T細胞白血病・リンパ腫、Adult T-cell Leukemia/Lymphoma) です。ウイルス […]

骨髄バンクへの新登録方法「スワブ登録」が2026年本格導入へ ── 採血不要・自宅から綿棒で

骨髄バンクへの登録、今まで「採血が怖くて」諦めていませんでしたか 骨髄バンクへのドナー登録は、長年「献血ルームや保健所に出向いて採血する」方法が主流でした。採血への抵抗感、わざわざ窓口に出向く手間、そういった障壁のために […]

白血病の治療費と高額療養費制度 ── 月の自己負担を抑える仕組みを徹底解説

白血病の治療費、実際いくらかかるのか 急性白血病(AML・ALL)の入院治療は、1か月あたり数十万〜100万円以上の医療費がかかることもあります。骨髄移植を含む場合は数百万円に及ぶケースも珍しくありません。しかし、日本に […]

HLA半合致移植(ハプロ移植)の進歩 ── 親や兄弟がドナーになれる時代へ

HLA半合致移植(ハプロ移植)とは 造血幹細胞移植は、白血病治療の根治を狙える重要な選択肢です。従来は「HLAが完全一致するドナー」が必須とされてきましたが、それが見つかるのは骨髄バンクや兄弟姉妹の中から数割に限られてい […]